生命保険の基本

生命保険について解説


保険(生命保険、損害保険など)について・・・

生命保険とは?


生命保険とは?

生命保険とは、私たちの生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険のこといい、略して生保(せいほ)ともいわれます。

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日本においては生命保険会社が、この業務を行っていて、契約により、例えば死亡などの所定の条件に該当すれば、保険者が受取人に対して保険金を支払うことになります。

生命保険契約についての保険法上の定義
「保険契約のうち、保険者が人の生存又は死亡に関し一定の保険給付を行うことを約するもの(傷害疾病定額保険契約に該当するものを除く。)をいう。」
生命保険会社のほかに、農協や生協などが取り扱う「生命共済」なども、この生命保険の一つといえます。
生命保険は、一般に、出生直後などを除けば、年齢とともにより高まる危険(病気や死亡)の保障をするための仕組みです。
そのため、外来の事故のみを保障する傷害保険とは本質的に異なっています。
但し、特約(オプション)として傷害保険を含む場合もあります。

この生命保険では、統計に基づいて、年齢ごとの死亡率に応じた保険料が設定されます。

そして、保険会社が受け取る保険料と保険会社によって支払われる保険金が、均衡する仕組みになっています。

契約者が支払う保険料(保険会社が受け取る保険料)は、一般的に、年齢ごとの死亡率に応じた保険料の合計を期間全体で平準化した金額になります。
生命保険会社では、貯蓄や老後の保障に対応する「財形貯蓄積立保険」や「個人年金保険」などの商品も取り扱っていますが、これらも広い意味で生命保険といえます。



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保険商品には、次のようなものがあります。
個人保険(被保険者を個人とする契約)
定期保険
一定期間以内の死亡に対して保険金が給付される生命保険で、いわゆる「掛け捨て」とよばれる保険。
終身保険
保険期間を定めず、生涯にわたって保障される保険で、死亡した場合、必ず保険金が支払われるというもの。
養老保険
満期になった時点で生存していた場合、満期返戻金として保険金額と同額が支払われるというもの。
もちろん、保険期間内に死亡した場合、保険金は支払われます。
定期保険特約付終身保険
終身保険と定期保険を組み合わせた保険で、大きな死亡保障が必要なときだけ保障を大きくすることができるというもの。
(子どもが大きくなる前のような場合)
アカウント型保険
毎回一定の保険料のうちのいくらかを定期保険、残りをアカウントとよばれる積立金に充て、定期保険が終了した後に、一時払終身保険あるいは年金に移行するタイプの保険。
子ども保険
子どもの年齢や小中高校の入学時期に応じて祝い金が支払われたり、満期時に保険金が受け取れるような保険。
なお、親の死亡時には、以降の保険料支払が免除されたり、子どもに対して補助金が給付されたりすることもあります。
個人年金保険
一定期間保険料を払い込み、保険料を積み立てた資金を原資として、契約で定められた年金を受け取るような保険商品。
変額保険
保険期間中に株式・債券などへの投資・運用を行い、その成果に応じて死亡保険金額、解約返戻金額、満期保険金額が変化する保険商品。
特約(オプション)には、次のようなものがあります。
医療特約
けがや病気が原因で入院したときに所定の金額が受け取れるというもの。
介護保険特約
自分が介護を受ける必要が出てきた場合に、給付金などが受け取れるというもの。
リビングニーズ特約
ガンなどで、余命数ヶ月と判断されたときに、保険金額のうちのいくらかが生前に支払われるというもの。
ナーシングニーズ特約
介護が必要になったときに、保険金額のうちいくらかが生前に支払われるというもの。

団体保険
会社や官公庁等の団体に所属する者全体を保障する保険。

団体定期保険
会社等で被用者の死亡保障を目的とした定期型の保険(総合福祉団体定期保険、団体定期保険)。

団体信用生命保険
融資を受けたあと、その返済途中に返済者が死亡あるいは高度障害状態になった場合、保険金でローンの残額が返済されるというもの。

団体年金保険
会社などにおいて、従業員に対して退職後の年金を支給するという保険商品。



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