アーニング・インデックスとは、種牡馬の優劣を判定するためのめやすとなる、いわゆる「ものさし」です。
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アーニング・インデックス=
(産駒の総収得賞金/産駒の出走頭数)÷(出走馬総収得賞金/総出走頭数) |
つまり、出走馬1頭当たりの収得賞金の平均値を1.00として、各々の種牡馬の産駒の平均収得賞金の割合が数値で表わされるというものです。
よって、この数値が大きければ大きいほど、産駒が多くの賞金を獲得しているということになります。
例えば、ある種牡馬のアーニング・インデックスが2.5であれば、その種牡馬の産駒が、平均的な競走馬の2.5倍の賞金を獲得したことになるわけです。
但し、極端に産駒の出走頭数が少ない種牡馬の場合では、産駒が1頭でも大きなレースに勝つと、このアーニング・インデックスが高くなってしまいます。
とは言っても、世界のサラブレッドの種牡馬としての評価は、最終的には、歴史にゆだねるしかないのかもしれません。
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