アラブとは、アラビア半島原産の乗用馬で、競走能力が一般にサラブレッドより劣りますが、耐久力に富み、また、小柄で遺伝力が強く、世界各地の馬の改良に役立っています。
なお、アラブ系競走に使われる「アラブ」といわれる馬は、「アングロアラブ」というもので、純血アラブとは違い、アラブよりむしろサラブレッドに近い体形、能力を持っています。
ただ、現在、アラブ系競争（アラブ馬のみのレース）を行なっているのは「福山競馬」くらいでしょうか？
また、サラブレッドに混じって走っているアラブ馬も、極わずかとなっています。
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アラブは、馬の品種の中では最も純粋で古いものとされています。 |
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アングロアラブ（アア）は、フランスで「アラブ」と「サラブレッド」を交配して作り出した馬。
現在、この馬を競走用馬としているのは、フランスと日本くらいです。
この競走用馬（アラブ系競走に出走する資格のある馬）としての資格を得るのは、日本では、アラブ血量が２５％以上あることが前提条件となっています。
なので、２５％に満たない場合はサラブレッド系種となります。 |
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