逸走(いっそう)とは、レース中に、走路から大きくはずれて走路外に疾走してしまうこと。
この逸走するケースは、多くは内コースと外コースに分かれているところでみられます。
また、コース内であっても埒沿いまで走っていった場合に、「逸走した」ということになります。
なお、走路外に逸走した後、レースを続けるためには、逸走し始めた地点まで引き返してからにしなければなりません。
また、逸走した馬は一定期間出走が停止となります。
その後、その期間が終了すると、再審査が受けられ、合格すると再び出走することができます。
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埒(らち)とは、コースの内側および外側にある柵のこと。 |
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日本の競馬場のコースについて・・・
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日本の競馬場の多くは長円形で、長い2本の直線と、4つのカーブで構成されています。
スタートして最初のカーブから順に、第1コーナー、第2コーナー、向こう正面の直線、第3コーナー、第4コーナーとなり、そして、再び手前の直線(最後の直線)に戻ってきてゴールになります。
このうち第4コーナーは、通常、レースの最後のカーブで、これを特別に「最終コーナー」とよびます。 |
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一部の競馬場には、走路を2本、あるいは走路の一部を二つ重ねるような走路があります。
内側にある走路を使用するレース(競走)では内回り、外側の走路を使用するレースでは外回りとよんで、一般に(競馬番組などでは)、使用する走路が分かるように区別しています。 |
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